- 更新日
- 2025.01.05
【GMAC通信】競技会開催とゴルフ未経験者への取り組み
2024年のPGSは、公益法人の競技団体としてメイン事業である競技会の開催やハンディキャップ普及事業、そしてゴルフ未経験者に対するゴルフ普及事業に取り組んできました。主な活動を紹介します。
【選手権競技】
メイン競技の全日本アマチュアゴルファーズ選手権は、年齢により8つのカテゴリーに分けて行っていますが、10月に開催した全日本女子シニアと全日本ミッドシニアで全日程が終了し、延べ1万5391名の選手に出場いただきました。
【アンダーハンディ競技】
ハンディキャップ普及事業の一環として、PGSでは全てのJGA公式ハンディキャップ取得者に参加資格を開放し、ハンディキャップを使用して楽しむことが出来るスポンサー杯を全国の加盟コースで、200超の会場で年間通じて開催しています。今年度は6300名の参加者を見込んでいます。また、6月第1火曜日に加盟 21 コースで女性ゴルファ ーだけの大会「WOMEN’S GOLF FESTA」(155名参加)を初開催 しました。ワールドハンディキャッ プシステムの特徴を活かし、一つの 競技を複数会場(加盟 21 コース)で 行うプレー方式です。出場選手から は「プレー終了後にアテストも経験 し、プライベートとは違った、競技 ゴルフというとても貴重な体験が出 来た。ハンディキャップを使った競 技に興味があった」という声も聞か れ、女性ゴルファーの競技参加意欲 にとても効果的だったと思えます。
その他、年齢がハンディキャップとなる、シニア対象のドリーム・エイジゴルフ大会や社会人ゴルファーのための競技、スクランブル競技なども年間を通じて開催し、全てのアマチュアゴルファーのあらゆるニーズに応える活動を行っています。
【ゴルフ未経験者対策】
加盟コースの千葉よみうりCCが始めた、ゴルフ未経験者向けのゴルフ普及プログラム「手ぶらdeゴルフ」「ゴルフきっかけ体験」をPGSが初めて主催しました。ゴルフの普及・振興は公益法人としての責務であるためです。千葉よみうりCCと紫CCあやめCの2コースで実施し、当日はフロントでのチェックインから始まり、食事、練習場、そして本コースでのショット等、ゴルフ場にある施設を目で見て体で感じていただきました。参加者からは「風も気持ちが良く、良い音が聞こえた時の爽快感が楽しかった。上手になりたいと誰もが思ってしまう魅力があると感じた」などの感想が聞かれ、これを機に本格的にゴルフを始めていただければと思います。
PGSは今後もゴルフきっかけ体験に取り組み、ゴルフを始めた皆さんにはスクランブル方式のラウンド体験を実施していきたいと考えています。尚、「手ぶらdeゴルフ」「ゴルフきっかけ体験」は、よみうりスポーツ株式会社の登録商標です。
日本パブリックゴルフ協会 PGS
部長 中村知則
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この記事は月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2024年12月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
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