- 更新日
- 2016.08.19
大学のゴルフ授業コースデビュープログラム「Gちゃれ」開催
[課題解決のための産学連携協定締結]
「ゴルフ市場活性化委員会」及び「日本プロゴルフ協会」は、「全国大学体育連合」と連携協定を下記の目的を達成するために産学連携協定を締結しました。
目的:「ゴルフ授業」の更なる充実を目指し、受講大学生の「ゴルフ」継続意欲を高め、生涯スポーツとしてのゴルフ実施率を向上させ、結果として、国民の健康寿命の延伸を図るとともに、ゴルフ関連産業の経営安定化と継続を実現し、地域社会の発展に貢献する。
【連携協定締結の背景】
「大学体育のゴルフ授業」は、大学生からは人気の高い授業科目である。延べ約580授業が実施されており、年間約数万人~10万人が受講されていると推定される。
しかし、現状において以下の課題がある。
課題1.約580授業の大半が、学内施設での実施のみとなっている。
コースデビューしていないため、受講学生のゴルフ継続意欲が低下。
課題2.「ゴルフマナー」に関し、若年層とゴルフ場側に意識の相違がある。
課題3.「ゴルフ授業」で使用される「ゴルフクラブ」が古い。
また、教場環境に適したゴルフ用具が少ない。
課題4.授業を担当する大学教員の多くは、ゴルフが専門でないため、より良い授業のためにはスキルアップが必要である。
課題5.ゴルフ並びにゴルフ産業の現状等について、受講大学生に知識教育が必要。
「課題1.」を解決するために、武蔵野美術大学 北 徹朗 准教授(全国大学体育連合常務理事・大学ゴルフ授業研究会代表)の発案により開発された大学授業との接続プログラム「Gちゃれ」(コースデビュープログラム)が、8月5日・17日に開催されました。
≪コースデビュープログラム「Gちゃれ」≫
*愛称「Gちゃれ」とは
大学でゴルフ授業を受講した人向けの、課外教育プログラムです。「G」には、ゴルフに関わるあらゆる用語の頭文字のイメージ(Golf Green Gentleman Grass Grace・・等々)が込められ、参加した皆さんがGood Golferになることを目指しております。
*8月5日(金)、8月17日(水)「八王子カントリークラブ」にて開催
主催:大学ゴルフ授業研究会
協力:八王子カントリークラブ、日本ゴルフ場経営者協会、ゴルフ市場活性化委員会
【Gちゃれ】 [1日目・24名参加 2日目・20名参加]
武蔵野美術大学を中心に4大学のゴルフ授業受講者が参加。
【当日のカリキュラム】
10:30~
①チェックインから始まるクラブハウスの利用方法
②オリエンテーション (本日のスケジュール確認)
③開催ゴルフ場の紹介
④講義 *ゴルフ場とはどんな場所か *ゴルフ場利用にあたってのマナー
11:30~
⑤実習 1.ショット練習(15分) 2.アプローチ練習(15分) 3.パター練習(15分)
⑥昼食 ラウンドにあたっての注意事項
13 :30~
⑦ラウンド開始
ラウンド実践については、スクランブル方式のプレーホールと個人スコアでのホールをミックスさせて楽しさを実感してもらえるように実施。
(意欲向上を目的として団体戦と個人戦を行った。)
16:00~
⑧ホールアウト (シャワー、着替え)
⑨表彰式 参加アンケートを実施して解散
「Gちゃれ」の一日風景
10:30~
①チェックイン等、クラブハウスの利用を実践
②開会式・オリエンテーション、及び「ゴルフ場とはどんな場所か」「ゴルフ場利用にあたってのマナー」座学研修
③練習(ショット、アプローチ、パッティング)
11:30~
ドライビングレンジ
アプローチ
バッティング
④昼食・ラウンドに当たっての注意事項
13 :30~
⑤コースデビュー(1~4番ホール) ショットガンスタート
16:00~
⑥ふりかえり、閉会式
▼アンケート結果(第3回・4回)はこちら
「Gちゃれ」参加者アンケート結果