- 更新日
- 2020.12.09
11月度委員会議事録です。
GMAC 11月度代表者会議議事録
〇開催日時:2020年11月24日(火) 10:00~12:00
〇場所:ゴルフダイジェスト社 4F 会議室
〇出席者:NGK小沼、 JGRA横山、新井 PGS安藤、中村 JGGA新居 スポーツ庁吉野
JGJA小川、嶋崎(事務局) JGA藤谷 有識者 喜田
〇議事録:JGRA新井
〇議事進行:嶋崎(事務局)
1.開会挨拶(横山副委員長)
・今後どのように進めるか検討している。
・GMACは十数年前に業界の情報交換の場として、5団体が中心になりスタートした。
必要とされるGMACにして行きたい。
・現在、各団体に今後の活動につきまして意見を伺っている。
・コロナの状況も悪いので、各団体(各会員)でコロナ対策を行ってほしい。
スポーツ業界も気を付けなくてはいけない。
2.各団体報告
1)NGK (小沼)
・コロナ安全宣言ポスターは207コースで掲示している。
今後冬場の換気等注意する。
・2019年度入場者数状況等の報告があった。
*ゴルフ場数 2,227場 -21場
*利用者数(3月~2月) 85,969千人 対前年比 1,095千人増 +1.3%
*利用者課税対象者数 66,652千人(-209千人)
*非課税者数 19,318千人(+1,298千人)
・2020年度総来場者数
*関東が悪く、関西の方が良い。
*若年層が増えている、高齢者の減少。
3月 92%
4月 64%
5月 70%
6月 87%
7月 95%
8月 118% (お盆の動きが良い)
9月 90%~95% (企業コンペの中止等影響している)
・サミット会議から
*ポスター8,426枚送付する。
・来年度の入場者の見込みはどうか
*コロナ禍、オリンピック問題もあるため現状よめない。
*非課税者が若干減少傾向のため、若年層が課題、健康ストレスの解消。
・9月、10月の動向は
*今後2ヶ月見込みはマイナス。
*11月、12月大型コンペの減少。
2)PGS (安藤、中村)
・売上はレストラン等で減少している。
・他の業種と比較するとゴルフは悪くはない。
・千葉県のゴルフ場は良い。
・入場者は良いが売上悪い(2サムプレーも多い)。
・予約がぎりぎりになっている。
3)JGGA (新居)
・ジャパンゴルフフェア2021の受付を11/2~開始した。
・現状の出展状況は苦戦、140社(360コマ)の募集に対し、37社(60コマ)の申し込み。
11/30日で一旦締め切る。
・コマの位置を協会で決めるため反応が遅い。
・JGRA関係社の出展状況も良くない(横山)
・コロナ対策最大に強化し、「リアル&バーチャル」で行う。
・今後は会場(2万㎡)の縮小も検討。
・バーチャルの案として各出展者のHPから会場のブースへ繋がる。
*ライブ配信
・アメリカPGAショーは100%バーチャル。
・日本の大手ではバーチャルだけでは参加しない企業あり(リアルが必要)。
・セミナーはwebセミナーで開催。
・GMACセミナーを同様になる。
今後GMACセミナーもどのように参加していくか検討が必要(横山)。
・サテライト(量販店、練習場、コース)の活用は(横山)。
*レッスン、試打会を全国で開催することにより業界の活性化、連携強化になるのではないか。
*ゴルフフェアと連動した企画があれば次のステップになる。
*コース1ヶ所、練習場1ヶ所、ショップ1ヶ所試してみる価値があるのではないか。
・目標は4万人を設定している。 バーチャルを活用すれば40万~50万人になるのでは
4)JGRA (横山、新井)
・10月練習場利用者数値は上向き。(昨年台風19号あり)
・利用者数、ボール収入とも増えている
三密になりにくい点が要因か。
・ゴルフスクールは良い施設、悪い施設と様々である。
・若年層、30代、40代の来場者が増えている。
〇関東地区平均
4月 89%
5月 98%
6月 103%
7月 117%
8月 117%
9月 115%
10月 119%
・コロナ対策の宣言ポスター掲示は約100場と伸びていない。
・スポーツ・健康産業推進議員連盟(会長 遠藤利明)が設立された(横山)
*GO TO SPORTSの推進
*全てのスポーツ・健康関連産業の振興を推進し、国民の健康や福祉、地域活性化、経済成長
など我が国の発展と国民の幸せを目指す。
・ゴルフ業界も他のスポーツ団体と連携して繋がることが重要。
・GDOがコロナ禍における新規ゴルファー調査を行った。(横山)
*練習場連盟のZOOMセミナー時に予告編として発表があった。
直ぐ調べてもらえるので貴重な資料と思われる。
(2020年度以降にゴルフを始めた人、再開した人を対象)
*コース予約会員 12万人の内約1,000名の回答があった。
*回答数の半数 コロナ禍のため再開、始めた。
〇野外スポーツなので感染リスクが低い (30%)
ゴルフはソーシャルディスタンスが保てる(18%)
〇コロナ禍のため他のレジャー・アクティビティからのシフト(11%)
〇コロナ流行は関係ない (48%)
*今後もゴルフを続けたい人は (93%)
*ゴルフを続けるうえで不安、障害は (ゴルフ歴1年未満)
〇金銭面が多い(ラウンドの費用、ゴルフ用品、練習代等 (80%)
〇思うように上達しない (32%)
*GMACとしても活用したい(喜多)
*今後GMACにGDOを巻き込めば連携強化になるのではないか(横山)
5)JGGA(小川、嶋崎)
・組織として1月に新年会を開催する。参加いただきたい。
JGGA大賞を発表する。
・大学のゴルフ部の取材をしている。
*大学の下のクラスのゴルフ部の試合ができない状況。
*大学トップクラスはトーナメント等あるが下の学生の大会がない。
*試合で競う場、底上げが必要ではないか。
*今後社会人になってゴルフの普及へ繋げるためにも。
6)JGA(藤谷)
・11月初めにJGAと8地区連盟の事務局長合同会議が開催された。
・今後のゴルフ界未来市場について議論した
〇新規ゴルファーの創造
〇既存ゴルファーの活性化
〇ゴルフ界を取り巻く環境の改善
・JGAが中心になり活動していく。
・令和3年に向けて組織体制の見直し。
・JGAとGMACの連携も必要ではないか(横山)
7)スポーツ庁(吉野)
・三重県がゴルフツーリズムとして始めている。
・スポーツ庁の地域振興の補助金が引き金になった。
・インバウンドを中心にスタートしたが、コロナ禍のため新規ゴルファー支援に舵を切った。
(参考になるのではないか)
・スポーツ庁が行っている活動調査は(喜多)
来年の2月頃発表予定
8)その他
・GDO、NGK、JGRA、スポーツ庁の調査結果を統合すると(調査サンプルが各1000)を
超えるとゴルファーの分析ができる(喜田)
・北 徹朗氏からGちゃれ開催経過報告書が提出された。
*累計104回開催 (1,643名参加)(今年の参加者は95名)
*GMACとしても応援して行きたい(嶋崎)。
・埼玉県と連携し「コバトン健康マイレージ」を練習場で連携できないか検討している。(横山)
*練習場に来場したら、スクール受講によりポイントがもらえる仕組み
*ポイントを集め抽選に参加出来、県農産物が当たる仕組み。(横山)
*コースも含め埼玉県から全国へ拡大したい。
3.今後のGMACの方向性について
・この1ヶ月今後について喜多氏、片山氏と打合せをした。
・片山氏の話は(スタート時から参加)(嶋崎、横山)
*成功事例の発信が重要ではないか。
*予算、人の問題もある、動くのは難しいのでは。
*大きな目標 ゴルファーを増やす。
*各地域での特性があり成功事例がある。
*全体での成功事例は難しいのでは。
*将来は分からい時代。
・喜田氏
*ゴルフの調査が数多く発表されている、この調査をまとめて発表したらどうか。
*発表する仕組みがない。
*将来のゴルフマーケットはほぼ予測できる。
*ゴルフ人口の減少は確実、高齢者ゴルファーの減少。
*80歳を超えたら運動しないとみなされる。
*継続運動習慣にはゴルフは最適である。
*アメリカの心臓学会 ゴルフは予防効果があると発表。
*ゴルフ場の2200場を維持できるか、議論が必要では。
*方向性、将来性を議論して⇒成功事例が重要。
*アメリカ、ヨーロッパのゴルフ業界は方向性が一緒で、その成功事例を発表している。
*今は余禄がある、JGAも方向性を創ろうとしているので一緒に活動すべきではないか。
*GMAC(ゴルフ市場活性化委員会)の役割ではないか。
*ゴルフ産業としての業界が集まっている。
・財源のバックアップはどうするか(嶋崎)
*イギリスの財源はR&A(全英オープン)の収益から、アメリカは(USオープン)から。
・JGA(藤谷)
各地区連盟のアンケートより
*会員ゴルフ場からは、ゴルフ場の来場者増、新規ゴルファー対策、既存ゴルファーの活性化策を要望している。
*成功事例の発信だけでなく、現場のための来場キャンペーン、マーケティング策を求めて
いる。
・NGK(小沼)
*GMACの長年の提案がサミット会議に採用され活動してきた。
ただ様々な団体で動いていた。
*方向性を決めて動くべきではないか。
〇喜田氏
・今後のGMACの方向性について
*提言ばかりではいけないのではないか、前に進まない。
*情報発信方法、共有する仕組みが重要。
各団体から会員へ伝える仕組み。
新規ゴルファーを増やす仕組み。
各団体、会員が一緒にやれば効果がでる(高齢者対策等・・・)。
*コロナ禍でゴルフは安全で効果あるため最適な点をアピールすべき。
*例えば、スポーツ庁で8000歩歩くと脳梗塞効果がある。
ゴルフは1万歩歩くので健康効果ある。 もっと情報発信をすべきでは。
*ゴルフのイメージUPに繋がる、ゴルファーの共感、共有できる。
ゴルフ場へ行く人、ゴルフを始める人が増える。
*ゴルフは他のスポーツと共存できる。
歩くことだけが運動ではなく、ゴルフの練習、コースに1回行くことに効果がある。
ゴルフの効果は多々ある。
*情報発信力の整理が必要(GMAC、サミット会議)(嶋崎)
*ゴルフサミット発信の石川プロ、渋野プロのポスター効果がある。
*ゴルフの認識も変わるのではないか。
*練習場連盟から多くのポスターを会員にデータ発信している(会員から喜ばれている)。
*ゴルフショップにポスター等貼られたら大きな効果がある。
*ゴルフの楽しみは、家族とのコミュニケーションが良くなる、練習すれば運動になり
高齢者の対策になる。
*以前ゴルフフェアで開催した練習場連盟の女性セミナーは具体的で分かりやすい。
*ゴルフのイメージアップに繋がる活動は
〇8000歩 歩けば健康に効果!の場合、
〇サミット会議で決めて発信したら大きなお墨付きになる。
〇業界団体でポスターデータを発信すれば効果がある(横山)
*このような情報をGMAC、サミット会議どこで取りまとめて発信するか(嶋崎)
*サミット会議で発信すべきではないか (喜田)
ゴルフ産業団体(GMAC)だけでなく
*例えば、高齢者対策を行う場合
〇サミット会議にプロジェクトを作る
〇将来の中長期ビジョン、目的を決める
〇人、モノ、金をどうするか全体で議論をして進める
〇ゴルフ界全体で発信する
〇年次レポート(ゴルフ白書)を発信
・将来のゴルフ場は、練習場は、用品業界は、ゴルフ業界全体はどうしよう、全体の議論の中で。
・ビジョンを明確にする(目的)。
・方向性、中長期を決める。
・3年~5年で各団体が何をすべきか。
・以前(10年前)にパ協で万歩計でのデータ測定を行った(安藤)。
次回データが出せる (歩数、年齢、性別のデータがある /中村)。
・用品業界は活性化委員会に何を期待するか(新居)
*今回のサミット会議発行ポスターは小売り全店に配布されない。
小売店全店に配布されれば大きな効果がある。
*8000歩の効果を既存ゴルファーは知らない、知らせることが重要、有効であると思う。
*GMAC、サミット会議で発信し、ゴルフ業界全体に知らしめれば各団体で効果が見込めると
思う。
・データ送信の仕組みが出来る(小沼)。
・プロ団体も協力し易くなるのでは。
・R&Aはプロゴルファーにゴルフ大使を任命している。
プロの方々もファンが増える事は良い事ではないか。
・ゴルフ場としてはポスターを掲示しない所もあるのでコンセンサスが必要ではないか。
*各地区連盟で議論が必要。
*上から下へは伝わらない場合が多い。
(議論がされていない)
*コロナ禍では目的が一緒。
*当事者意識が重要(啓蒙活動)。
*情報発信のポスターは選択して掲示してもらう方法もある。
・吉野氏
*12月会議で方向性を出すとのこと。
*サミットとGMACの関係(メリット、デメリット)。
*ゴルフ市場活性化とは。
*今後も会議に出席しサポートをする。
*東武鉄道沿線にあるゴルフ場と東武鉄道がタイアップし、アサヒ飲料が協賛した事例もある。
・次回会議
*12月17日(木)10時~12時
*ゴルフダイジェスト社 4F 会議室
以上