ゴルフ場

更新日
2016.09.23

ゴルフ場で使用される農薬の水質検査結果について

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発:一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会

 

ゴルフ場で使用されている農薬について、安全性の確保から実施されている「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁防止に係る暫定指導指針」の調査結果が、環境省 水・大気環境局から発表されました。

暫定指導指針が制定された平成2年以降、ゴルフ場業界全体の農薬使用に関する安全配慮や環境への意識向上により、ゴルフ場の農薬使用を原因とする「水質汚濁事故」は発生しておらず、暫定指導指針値を超過する検体はここ10数年ゼロとなっております。ゴルフ場で使用されている農薬の安全性については、この調査結果からも安全が担保されていると考えます。ゴルフ場各位におかれましては、引き続き農薬による水質汚濁の防止に万全を期すようお願い申し上げます。

また、近年ゴルフ場の緑化機能が地球温暖化防止やゴルフ場周辺の環境保全に役立つことが各種の研究結果から評価を受けており、ゴルフイメージの向上にも繋がっております。

 

環境省の発表は以下の通りです。

ゴルフ場で使用される農薬について、平成27年度に地方自治体及び環境省地方環境事務所が実施したゴルフ場排出水等の水質調査の結果を取りまとめましたので公表します。本調査は、47都道府県の515か所のゴルフ場を対象に、15,902検体について実施しました。その結果、「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁防止に係る暫定指導指針」を超過した事例はありませんでした

◆環境省ホームページ 〈報道発表資料〉
「ゴルフ場で使用される農薬に係る平成27年度水質調査結果」
http://www.env.go.jp/press/102985.html